こすもすのボドゲ日記

ポケモン以外の記事はこっちに書きます。

初めての対人戦

ハム将棋の平手をクリアした次のステージとして対人戦に挑戦しようという気にやっとれなれた。フォロワーがよく使っている将棋アプリが将棋クエスト、将棋ウォーズだったので、将棋クエストに挑戦してみた。

初戦はやたらうつのが早いし打ち筋がコンピュータっぽい人だと思っていたら、本当にコンピュータだったらしい。コンピュータとの対局が始まらないよう設定できるようなのですぐ設定を変更した。次にあたったのが糞雑魚切断厨だったのでこれもカウントしないことにした。

 

そしてついにはじまったまともな初めての対人戦の棋譜がこれ

http://wars.fm/shogi10?gameId=y7yvn08qhqdr#game/y7yvn08qhqdr

最終的に手駒の数が圧倒的に不利になった時点で降参を選択した。コンピュータとの対戦ではまだみたことのない動きをさっそく見ることができて楽しかった。

 

序盤:こちらは相手は最初から四間飛車の美濃囲いで攻めると決めていた。こちらが飛車を動かしだす前に相手は銀を中央に進め、そこにあわせて飛車を動かして棒銀の構えを作る。6五に対して相手の歩、銀、飛車の効きが重なっていている状態。それに対して予定通り飛車を振り、向かい飛車の形ができた。自分も6五に対して歩、銀、飛車の効きを重ねている。

 

先に動いた方が数で負ける均衡状態がつくれたので自分は玉の守りを固めるべく美濃囲を作りにいく。相手はさらに桂馬を進めてきた。こちらは角を7七に置いていたせいで桂馬をうごかせず数で負ける状態ができていた。桂馬の効きが角にかかってきたので角交換することで攻めつつ回避。

 

そして28手、自分は桂馬を7七に動かして相手の桂馬を動かさせにいった。ここが失敗かもしれないと思った1つ目。金の効いている位置に桂馬を動かして相手が桂馬をとっても桂馬交換、動かしても桂馬を奪える状況を作ろうと考えていたが5七側が完全にフリーだった。相手はもちろんそちらに桂馬をうごかす。

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32手、飛車を5九に置くことで相手の成桂の動きを制限し、なんとか桂銀交換程度に自分の失敗の被害をくいとめた。

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35手、相手が6九角で金を狙いつつ竜馬を作ろうとしてきた。飛車や手駒で抑えに行けない位置で、金を逃がす手を思いつくのに少し時間がかかった。そして相手に竜馬を作るのを許してしまった。

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40手、銀をだして美濃囲いの形をつくりつつ相手の竜馬を引かせることに成功した。逃げ場をなくしたうえで角をだして角交換で竜馬を消すことができた。相手が逃げた方向が失敗だったのだと思う。

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ただ、44手で竜馬を取ることはできたが動かした駒が飛車でよかったのかはわからない。金でとっていれば相手の歩の動きを制限できたのでそっちがよかったのかもしれない。そこからの展開がうまく予想できない。

相手にと金をつくられ桂馬をとられ、それを金で止めた。この48手の金の動きもミスだった可能性がある。49手で飛車をだされて非常に困った。相手は玉を動かしてなくて守りが堅くはないけど自分側の手駒が少なくてまだいまいち攻められない。一旦飛車に暴れられるのを止めたい。考えて、50手で角を8八に。飛車の場所を縛れて、現時点で飛車が縛っているどの駒をとられてもとりかえせる位置。そして相手飛車は角の下側に移動して竜王に。フリ―の角を守ろうとして金を動かすとその金を取られて、戦力差が圧倒的になってきたので投了した。あの場面、金ではなく飛車を5八に動かすべきだった。それでも手駒に差があって一方的に攻められている盤面だったので負けていたかもしれない。

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相手がは4級だったけどそこまで強そうに見えなかったのに気付くと負けていた。自分が相手の実力を測ることができないほどまだ下手というだけだろうか。一番大きなミスはどこだっただろう。相手の桂馬への対応、自分の桂馬の動かし方のミスから始まってここまで崩されてしまった。28手で桂馬でなく銀を動かして美濃囲いを完成させていたなら展開が全然違ったかもしれない。竜馬を作ってから歩を6六に置いてと金を作って攻めこむのが強かった。